初めて在宅勤務をしたので感想を書いてみる
先日、私用のため早めに帰りたい時があったので、通勤時間を勤務時間に回そうと思って上司に相談したらOKが出たので初めての在宅勤務を行いました。
要約
- 周りを気にせずリラックスして仕事ができる
- 会社の文化として時間管理より成果を重視してないと返って働きづらい
- "仕事してます"アピールのため、普段よりチャットへのコメントが多くなって「ウザくなってる?」とか考えてしまう
- とはいえ普段は会話で完了してしまうやりとりが、コメントとして残るので見方によってはいいと思う。
在宅勤務制度について
内容は会社に許可をもらっていないのでボカしますが、その日の労働管理は以下のように行います。
- 労働時間:出退勤をWebで申告する
- 在席状況:業務開始と終了、外出時は社内チャットで報告する
- 作業報告:社内のWikiに日報を入力する(フォーマットは自由)
感想
ストレスフリーでリラックスして仕事ができる
家で仕事をするので普段感じるストレスが無くなるのは良かったです。
通勤が無くなるので、時間的な余裕を持って仕事ができました。 更に行き帰りの満員電車の疲労も無いのが大きいですね。
また周りを気にしないでいいのも楽でした。 ラフな服装と楽な体制で仕事したり、家にあるマッサージ機を使いながら進めたり。 お菓子や飲み物を取るのも普段より多かったですね。
オマケでいうと、共働きなので、宅配便や郵便物に対応できたり、洗濯物が干せたり、普段は学童に行ってる子供がまっすぐ家に帰らせることができたりするのも良かったです。
自分のペースで仕事ができる
この日は、頭は使うけど比較的単純な作業だったので集中して進めたいなって思ったので、話しかけられたり、周りの雑音(っていうと失礼かもですが)をシャットダウンできるのが良かったですね。 在宅でもコミュニケーションが必要なら、チャットやメール、Web会議が使って行えますし。
つい「仕事してます」アピールをしたくなってしまう
これはもうこれまでの会社や業務の影響、自分の性格によるものなんですが、周りに自分の姿が見えないので”サボってる”とか"生産性が悪くなっている"とか思われたくなくて、自分の存在をアピールして「ちゃんと仕事してるよ」ってアピールをしちゃうんですよね。
普段よりもwikiのページに反応してコメント出したり、メールに対してすぐ返信したり、チャットに大した事じゃないのにコメントしたり。
今の会社って裁量労働制では無いのですが、普通にみなさん遅くきたり、早く帰っても何も言われないし、むしろ気にして無いんですよね。みんなが同じ感じだから。 僕自身もそこは自分のペースで仕事するのが好きだから、周りがどういう働き方してても気にならないんですよね。
なので他の人が普段よりコメントが多いと「そんなアピールいらないよ」って思っちゃうのに、ついつい自分もコメントが多くなっちゃうんですよね。
で、何が言いたいかって、働き方改革で在宅勤務の採用を考えているって所が多いと思うんですけど、 労働時間の管理を重視して、PCの稼働とか監視とかを考えていると上手くいかないと思うんですよね。 普段よりも緊張しちゃったり、窮屈に感じて返って生産性が悪くなるんじゃ無いかと。
またその考えに派生して在宅勤務は、普段より仕事の作業量を少なくしてもいい気がしますね。
コメントする事で自分の考えがデータに残る
無駄なコメントが多くなる一方で、普段だと会話だけで終わってしまうことでも、何らかのデータとして残るんですよね。なので後でその時の発言を見直したりできるのが少し良いかもと思いました。
会話が苦手な自分としても、コメントで文章を見直しながら伝えたい事を整理できるので、在宅の方がコミュニケーションをしっかり取れているような気もします。
その他、在宅勤務してみて気づいた事
家にモニタが無いのでデュアルモニタで仕事ができない
まぁこれは在宅勤務の回数が増えるようなら買えば良いだけの話ですが。
ただ家のmacを立ち上げながら、デュアルPC状態で仕事できるのでそれはそれで便利でした。 (会社のネットワークには繋げられないので、用途は限られますが。)
行きつけのコーヒーショップに行けなくなった
会社に向かう途中で、アイスコーヒーを買うのがほぼ日課で、最近顔パスでアイスコーヒーを出してくれるようになったんですよ。 それが出来なくなるのがちょっと心残り。 おまけに家の近所にはそういう場所が無い。
まとめ
自分の性格的にも在宅勤務がマッチしてると思ったので、使える時はどんどん使って行きたいです。
ただ、会社の人と顔を合わせたい時もあるので、完全在宅勤務にはしたく無いですね。(週1−2日、会社に行くくらいがちょうど良いかも)
在宅勤務を行うには、監視したり・監視されているような感覚は無くして、個人のペースに任せることが重要だと思いました。